ブリーダーズゴールドカップとは、毎年8月中旬にホッカイドウ競馬が門別競馬場ダート2000mで開催する牝馬限定の地方競馬の重賞競走である。格付けはJpnIII。1着賞金は3100万円。
概要
正式名称は「JBC協会賞 農林水産大臣賞典 スポーツニッポン杯 ブリーダーズゴールドカップ」。この競走が創設されたのは1989年であるが、当時中央競馬と地方競馬の交流競走であったのは1986年より中央競馬招待競走に指定された帝王賞(大井競馬)と地方競馬招待競走に指定されたオールカマー(JRA)しかなかった。そこで1989年10月10日に新たに交流競走として開催されたのがこの競走である。
当時は札幌競馬場ダート2400mでの開催だった。なお、JRA側も同日に中京競馬場芝2000mで名古屋市制100年記念が開催され、翌年からはターフチャンピオンシップとなったのだが、こちらは3回開催された後廃止されている。
競走名がアメリカのブリーダーズカップに似ているが、これは「ブリーダーズカップのような競走を作れば競馬に貢献できるのではないか」ということで日高の生産者の中から話が持ち上がり、それが実を結び実現に至ったためである。
1995年より旭川競馬場ダート2300mに変更。
1997年4月より交流競走のダート競走はダートグレード競走として格付けされるようになったが、本競走はGII(2007年以降はJpnII)と格付けされた。
2008年の旭川開催終了に伴い門別競馬場ダート2000mに変更。
2014年より牝馬限定競走に変更されるとともにJpnIIIに格下げとなった。
2021年にはこのレースを勝利したマルシュロレーヌがブリーダーズカップ・ディスタフに参戦。人気薄ながらも激走し1着で入線。日本調教馬初の海外ダートGI制覇を達成した。
翌2022年にはグランブリッジが同レース初の3歳牝馬による制覇を果たしている。
歴代優勝馬
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