大仏単語

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曖昧さ回避

大仏とは、大きい仏像のこと。記事下部で記述。
1. 転じて、大仏のような見た目の人のあだ名
大仏、大佛（おさらぎ）
1. 日本の地名。青森県や宮城県など東北に多い。
2. 中国の地名。四川省に多い。
3. 日本人の姓の一つ。特に、北条氏のうち、北条朝直の子孫たちが名乗った。→日本の苗字（名字）の一覧
  1. 大佛次郎 - 小説家。『鞍馬天狗』シリーズなどが有名。大佛次郎賞に名前が冠されている。
  2. 大仏(生放送主) - ユーザー生放送の配信者。該当記事参照
  3. 大仏(職人) - 動画投稿者。2009年に引退。該当記事参照。
  4. 大仏こばち - 漫画『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』の登場キャラクター。該当記事参照。

概要

読んで字の如く、巨大な仏像の事だが、どのぐらいより大きければ「大仏」なの？というのは議論がある。一般的には「一丈六尺（約4.8ｍ）」以上を丈六仏といい＝大仏と言われるが、現代ではこの基準を超える大仏は日本各地に結構ある。というか有名な奈良・鎌倉の大仏はぶっちゃけ、現存する大仏の中ではかなり小さい方である。

日本三大仏という言い方もあるが、この場合、奈良と鎌倉は確定で３つ目をどれとするかが定まっていない。

中国をはじめとするアジア圏では岩山を削りだすなどの手法で大仏を作ってきた。

日本では奈良時代に聖武天皇が建立した奈良・東大寺の大仏から大仏作りがはじめられた。それ以降も歴史上の権力者たちによって複数の大仏が作られている。

有名な大仏

奈良の大仏 - 奈良県東大寺にある日本で一番有名であろう大仏。何度か焼失しており、聖武天皇時代の物は台座しか残っていない。
鎌倉大仏 - 神奈川県鎌倉市にある大仏。建造年やその由来などは諸説ある。
牛久大仏 - 茨城県牛久市にある大仏。ギネス記録に登録されている世界最大のブロンズ製大仏。
布袋の大仏 - 愛知県江南市にある大仏。2つあるが、特にコンクリート製のものが有名。僧関係者でない一般人が建立しており、接骨院を併設しているという珍しい特徴がある。近年はSNS映えスポットとしても知られている。