概要
テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の第9話「シャロンの薔薇」内で、ある登場人物が語った一連の台詞によって視聴者らの一部の脳内に浮かんできた幻影。
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ここから先は重大なネタバレ成分を多分に含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
この第9話において、主人公「アマテ・ユズリハ」はとある少女「ララァ・スン」に出会う。
謎めいた力を持つララァは、自分が見るという「向こう側の夢」についてアマテにこう語った。
私が見るのは、向こう側の夢。
向こう側の私は、恋をしているわ。
商売じゃない、本物の恋を。
とても若い、ジオンの将校さんが、この館を訪ねてきて、私を見初めるの。
身請けまでして、ここから連れ出してくれるのよ。
そこから、私の本当の人生が始まるわ!
宇宙へ連れて行ってもらった私は、彼のために戦い、彼のためなら、死んでもかまわないとさえ、思うのよ。
宇宙へ行けば、私はきっと、自由になれる。
なんでもできるようになるわ。
でも彼は、連邦軍の白いモビルスーツと戦って、命を落とすの。
そして、ジオンは戦争に負ける……。
私は、夢の中で何度も赤い士官服の彼と出会うわ。
何度も、何度も巡り会い……。
だけど、何度やり直しても、いつも白いモビルスーツが彼を殺してしまう。
……私は、大切な人を守ることができないのよ。
……といったように、作品の根幹に関わる設定が明かされ、また「向こう側」を垣間見たララァの切ない心情も伝わるシリアスなシーンなのだが……。
「理想の展開にするために何度もやり直してもうまくいかない」という図式について、なぜかゲームのRTA(Real Time Attack)動画との類似点を感じた視聴者が複数出てしまった。
そして、RTA走者ララァ・スン姉貴が再走に次ぐ再走(n敗)という苦行を強いられているイラストなどが投稿されていったのである。
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「何度やっても同じ結果になってしまう」という展開は、RTA動画などに限らず、様々な「ループもの」作品で登場するプロットではある。よって「特にRTAを強く想起させる」というほどではないはずだ。そもそも「TA」つまり「タイムアタック」要素が無いし。
それなのにこの連想をする視聴者が多数出た理由は、この前話である第8話「月に墜(堕)ちる」において、その「赤い士官服の彼」こと「シャア・アズナブル」が突如周囲の想定外の行動をとっていたことも影響したかもしれない。
というのも、視聴者らの一部がこのシャアの行動について「オリチャー発動」(この文脈では「思い付きで余計な事をして裏目に出る」といった感じの意)などとRTA関連の用語で揶揄していたためだ。
ニコニコ動画に投稿されている公式の第8話動画に投稿されたコメントでもそれが見て取れる。第9話の放映以後は、さらにララァ・スン関連のコメントも書き込まれるようになっている。
関連動画
公式ガンダム情報サイト「ガンダムインフォ」で2019年に公開されていた、RTA動画風の逆シャア解説PV(転載版)
関連静画
関連項目
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
- ララァ・スン
- シャア・アズナブル
- RTA
- オリチャー発動
- ジーン(機動戦士ガンダム) 「だから、ジーンのザクを故障させる必要があったんですね。」
- ガルマ三部作 ※完走ルート例
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- なし
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- アラガ(機動戦士Gundam GQuuuuuuX)
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- タマキ・ユズリハ
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